2012年12月18日火曜日
御礼の循環
ある仕事で都内にある文具店、カキモリと仕事をした。
カキモリを初めて知るきっかけとなった一枚の写真、初めて店に入った際に体感した店の雰囲気、
スタッフの対応などは体に染み込んだように覚えている。
時々ある、人の仕事に惚れた感覚。
この人たちと仕事をしたいと思った感覚。
この人たちの創る価値を一人でも多くの人に知ってもらいたいと考えた感覚。
そんな文具店。
「実は私、先日にカキモリ行ってきたよ~。ついでに御礼も言ってきた。」
そんな電話での会話があった。
自分のクライアントの更に先のクライアント。
そんな方が、「御礼を言いに・・・」という言葉は、自分のやりがいを感じ、本当に人に恵まれていると感謝をしてもしきれない。
やって良かったと、心から思える。
カキモリが、クライアントが、クライアントの先のクライアントが、皆それぞれがそれぞれに御礼を言う。
これまでに感じたことのないこの感覚は忘れたくない。
でも、自分が本当に伝えたい人は今、そばにはいない。
本当の御礼を、全てを懸けてしたいのに、自分にはその資格がない。
2012年12月17日月曜日
2012年12月17日
数カ月間を振り返ると、怒涛のように時間が過ぎた。
正直、切なさを感じることが多いのも分かっていて開くこのブログ。
それでも、途中では開かないと思っていたブログ。
新しく多くの人と出会い、仕事をした。
久々に仕事をした人もいる。
小山薫堂さんの本に書かれていた「アイデアには何が大切か」。
・情報に耳を傾ける好奇心
・その情報を選びぬくセンス
・その情報をどう加工するかという編集能力
それと、いい言葉に出会ったときに咀嚼するという言葉。
でも、薫堂さんはきっと、「人に目を向ける力」凄いんだと思う。
人に対する好奇心、センス、編集能力が企画になっているはずだ。
最近、素敵な言葉にまた出会った。
フランス料理の偉人、故フェルナン・ポワンさんの言葉。
「若者よ、故郷に帰れ。その町の市場に行き、その町の人のために料理を作りなさい。」
変な感覚ではあるが、今年「奈良と出会った。」
今までには無い感覚。
奈良と出会い、東京の素晴らしさを知った。
あらゆる情報交流が為され、いいものを倣い新しいものをクリエイトする。
ネットによって情報産業革命時代と云われているが、結局はその情報を扱う人が重要で、
その「人の行動」自体は絶対的にアナログある。
奈良に5回も足を運んだ2012年。
年始には全く想像もしなかったこと。しかし、どれも無駄ではなかった。
それはきっと、「この人たちと仕事をしたい。」と思える人と出会い、
その為に自らの東京での存在価値をどうやって高めるかを考えるきっかけとなった。
大きな仕事を一つ終え、思うこと。
ブログも含め継続をしよう。そして、体を本当に大切にしなければならない。
多くの才を持つプロに出会い、より多くのことを取り入れたいと感じた。
書くことも続けよう。
本当は話したい。俺が見ているものを、言えなくて辛い。
一番見せたい人がいるのに、もう見せれない。
自分でそれを選び、それを選ぶ以外に分からなかった。
だから書くしかない。
俺はもう、ずっと強がっていることを知っている。
ここを開いて、自分を美化して吐き出したくても吐き出せなかった。
leccaのなみだの日を、一体何回聞いたのか。
怒涛のように過ぎたのではなく、そうでしか自分がいれなかったことが分かっている。
そして、aiのハピネスを聞くのが辛い。
本当は、一緒に冬を過ごしたいと思っていたことも、
今も思っていることもずっとずっと我慢し続ける。
待っててくれないかもしれないけれど、感謝ではない自分の気持ちを伝えて、
君が望んでいるような人になりたい。
もう我慢して、ずっと言わないかもしれないけれど、変わらない気持ちがある。
登録:
投稿 (Atom)