2012年12月18日火曜日

御礼の循環


ある仕事で都内にある文具店、カキモリと仕事をした。
カキモリを初めて知るきっかけとなった一枚の写真、初めて店に入った際に体感した店の雰囲気、
スタッフの対応などは体に染み込んだように覚えている。


時々ある、人の仕事に惚れた感覚。
この人たちと仕事をしたいと思った感覚。
この人たちの創る価値を一人でも多くの人に知ってもらいたいと考えた感覚。

そんな文具店。


「実は私、先日にカキモリ行ってきたよ~。ついでに御礼も言ってきた。」
そんな電話での会話があった。
自分のクライアントの更に先のクライアント。
そんな方が、「御礼を言いに・・・」という言葉は、自分のやりがいを感じ、本当に人に恵まれていると感謝をしてもしきれない。

やって良かったと、心から思える。


カキモリが、クライアントが、クライアントの先のクライアントが、皆それぞれがそれぞれに御礼を言う。
これまでに感じたことのないこの感覚は忘れたくない。



でも、自分が本当に伝えたい人は今、そばにはいない。
本当の御礼を、全てを懸けてしたいのに、自分にはその資格がない。

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