2013年5月7日火曜日


昨年、必ず手に入れたいと思うものと出会った。
今、手に入れるということ。
それが正しいのかを最後まで確かめた。


これまでの人生で、最も大切なものを買った。
お金で買えるもの。
誰でも手に入れれるもの。
今まででこれ以上のものを知らないし、これからもっと大切なものにもきっと出会えると、そういう人生にしたいとは思う。
それでもこれまでと現時点の自分にとって、これ以上に意味あるものを知らない。


話を聞き、話を聞き、話を聞く。
体得する全ての感覚を、何度も何度も確かめる。
話を聞く聴覚も、坂を登り、そこで頭にある直感も、そこで意見を聞く聴覚も、昨年にあった考えと今の考えも、触れた触覚も、何度もそのものを見直す視覚も、全てを研ぎ澄ます。そして自分の意思を確かめる。時間を変え、場所を変え、幾人かの話も聞き、最後に己に何度も問う。


一切何も、昨年に自分が感じたことと変わらなかった。
お金さえ払えば、誰でも手に入れれるもの。
それでも、これまでに得た体感価値をもって手に入れる人は自分しかいない。
だから、手に入れてきた。



今、大切なものが手元にある。

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