もしここを開き、読んでくれたら・・・・
メールではない理由はね、
ここは、自分の綴ることに対して、一切の裏のない場所。
今ここで、これを君以外の誰かに読んで欲しいとか、第三者に見てほしいわけでもない。
俺が一人で会社をやっていくうえで始めた、そんな場所。
昨夜、一つのメールをもらった。
不思議なタイミングでこういうメールをもらう。
この方から綴られてくる言葉に素直になる。
メールに書かれていた言葉。「律する」という言葉。
昨年の秋、この方の別の言葉によって、俺は奈良に足を運んだ。
まだ会ったことはなかった。でも、この方の言葉がなければその後はなかった。
奈良は俺にとって、大切な大切な場所。
もしもがあれば、そんな奈良に、君と一緒に行きたい思う。
送った手紙に一切の偽りはない。
でも、書かなければならないことがある。
自分が自分でいるために、自分を律したものを書かなければならない。
昨夜、一通のメールをもらって、自分と向き合いそう感じた。
メールをもらった方とは、俺は全く同じことを思っている。
それでも、俺は、もらったメールから君のことを考えた。
俺は君に言わなければならないと、最近、自分自身に知ったことがある。
君自身はね、他の人と俺は何かが違うと、それがなんとなく分かってた。
それは相手に対して、大切であれば大切な人ほど、物事を直接言うからだと思う。
だから君に伝えようと思う。
それらの全ては、俺にとって君は大切だから、ということしか理由は分からない。
俺は君の素晴らしいところを知っている。
一方で俺は、君に対して嫌いなところもある。
だから、正直に嫌いなところを伝えたい。
俺は君が時々、表面的に感じる部分がある。
「好き」だと発することとは裏腹の行動を隠してする。
発する言葉に、好意に思われるための、裏のある表面的な部分を感じるところがある。
もしくは、嫌われないためや自分を美化するために表面的な言葉を発することがある。
君にはね、きっと今、彼氏がいるね。
俺には言う必要がないと、だから「いない」と言った。
もしくは、彼氏でなくても男がいるね。
それは、「言う必要がない」というだけではない。
あれだけ好きと言い続けた俺に、「もう男がいる」とは言えないんだね。
君はさ、男との問題で出来た寂しさを、他の男で被せようとする弱さがある。
昨年のフランスの件も一つ。
君は寂しかった。それと共に、俺が嫉妬して振り向いて欲しかったのもある。
でも俺は、勿論それを否定する立場でないことも分かってた。
そして、君は分かってるんだよ。俺がそれで恋には振り向かない、ということを。
何故なら、そうではない俺にきっと、ちゃんと振り向いて欲しかったからね。
そのようなことで人を好きになるのではなく、もっと人の本質的な部分で相手を好きになる俺のことを、
君は好きになってくれたのが始まりだからね。
ただし、君と俺は、ほぼ同時に恋をし始めていた。
決して、君からだけではない。確実に、俺がそういう気持ちを抱き始めたのも同じ。
そして、それが何故、俺が君に対して魅かれた気持ちをもったのを今知ってこれを書いている。
先日の「良さが無くなってるよ」という言葉に対して、「私の必要なと存在以外の人に私の良さを見せる必要がない」と言った。
その言葉は、自分の見せる良さとは「女」を指している。つまりは「色気」。
俺はね、君のことを大切に思う。だから残念で、俺の嫌いな、表面的な言葉だったよ。
でもね、君にそんな弱さがあってもいいし、そんな人は世の中に多くいる。
何故ならば、そんな弱さを自分自身も分かっている君は、過去に俺といて強くいた自分がいることにも気づいていて、本当に芯があり強く真っすぐな自分の姿があった過去を分かっている。
俺が本当に大切にする姿を知っていて、君はそこに入りたいと思っていた。
しかし俺のそういう本当に大切にする姿が、別のところで君を大きく傷つけたのも事実。
先日、オフィスの部屋で泣いた君の姿は、俺によって傷つき、まだ癒えぬ傷が残っていると同時に、
俺といて「本当に真っすぐ」な時の自分とは異なる、今の姿に気づいている君の涙だったよ。
君の心に届いていますか。
もしこれを読み、嫉妬によって俺が手紙を送ったと感じたならば、とても残念に思う。
2年前の夏を何度も思い返し、今の気持ちや自分に何度も自問自答して送った。
だからこそ、紙を選び、大切に書いたよ。
俺は、君がしっかりと真っすぐにこれを読んでくれていると信じている。
何故ならば、君は俺といて強いからだ。
先日会った時、俺が君に怒ってたのはSさんに関する一連の件。
俺が心配したメールに対し、「心配ありがとう。大丈夫でない。」と返事した。
それは俺に、少し心配を仕向ける返事だったね。
君の心の奥底を遡ると、それは間違っていないはず。
だからその後すぐに、S井へ「俺から心配メールがきた」ことを、どことなく得意げに話をした。
K崎さんからの話に対しては「私は大丈夫ですよ。」と答えたね。
そして社内では、「私は危ないと思ってて案件を断った。」と決して小さくはない声で話している君がいた。本当に大切なやるべきことを君は考えた?
君は、人を喜ばせる企画をしたいと言っている。
残念なのは、ではなぜ「Sさんに対して今できること」を考えられなかったのかということ。
こういう問題があるからこそ、考えるべき企画はなかっただろうか?
健全な人間を喜ばせることだけを考えるのが企画だろうか?
残念なのは、君の上司が問題であるということに目を反らし、酒を飲み、女になってしまっていること。
何故、Sさんの問題が起こったのか分かっているよね。
そのような問題は、Sさんが初めてではなく、一人ではないということも。
今回の一件が、それ以外の要素も多分にあることも知ったうえで書いている。
君の上司だけが悪いとは言わない。一部において、仕事が出来ることも知っている。
人として良い部分もある。
ただし、その根源は君の上司を含めたそこに確実にある。
非を認めない会社と上層部の人間。そして今になってもそれらを許さざるのえない環境を作っている社員。
最も近くにいる君は、それすらも言えない、単なるそいつの女となっている。
人の良いところを見ることも大切だが、この状況下において面と向かって言えないことは次の種を撒いている。
仕事が楽しいかもしれないが、このままいくと君は、本当に芯のある真っすぐな人になれない。
気づいているかもしれないし、気づいていないかもしれない。
気づいていなくても、気づいている、とそう言うかもしれないね。
ただ今は、君らしい弱さが出ているよ。
Sさんの件があって、色々なことを調べた。
その原因を色々と考えた。俺も彼を救えた可能性があったことに気づいた。
色々なことを調べたうえで、俺は一つの大切なことを知った。
そして今、俺が君に伝えなければならない最も大切なことがある。
俺が、君や上司に関することを言うからには、俺は君に対して謝罪をしなければならないことがある。
それは、俺が君にしていた行動は、君の上司と同じパワハラのような言動だったということ。
適語ではないかもしれないが、確実にそういうハラスメント的な言動で精神的に苦しめた部分があった。
それは決して、仕事において言っているのではない。プライベート、でのこと。
またそれは、仕事上の上下関係だったことも関係しない。ただの男と女の関係として。
俺はそれを素直に認め、正さなければならない。
君自身も、嘘や部屋の環境、そこからくる孤独感で、「俺の最低な行為」だと思っていたはず。
勿論、様々ことにおいて、君が俺の「最低な行為」と呼ぶものであったことに否定はしないし、それは当然のことながら謝罪すべきことが沢山ある。
しかし、確実に苦しんでいたものはそういうものではなくて、俺によるハラスメント的な言動。
そして今、俺は君に対してその他の嘘や悲しい想いをさせたことなどよりも、
言動にハラスメント要素が確実あったと、心からの謝罪を申し上げる。
俺は、それが例え恋愛上の問題だったとしても、そうであったという自分を認める。
一人きりにしたことや、部屋の状況や嘘ではない、一番苦しんだのは俺が君にぶつけた言動にある。
色々な状況があった。それは本当に多くの状況があった。俺にも、俺の周りにも、それは君への気持ちも含めて。それでも一切の「仕方ない」はここにはない。
自分の女性としての君に「大切にしなかった。大切にできなかった。」という謝罪ではなく、
俺の言動は、ハラスメント的であったと知り、今ここに、心からの謝罪です。
分かりづらいかもしれないけれど、君が俺に「それでも付き合おう」と言ってくれたこと。
それは、俺の言動がそうさせて、それがハラスメント的な要素だったということ。
俺は君と付き合うことが君にも迷惑をかけ辛い想いをさせ続けるということも分かっていて、最終的には付き合わないという判断をした。
それでも、その以前に何度も、俺のハラスメント的な言動によってそうなっていたんだということを知った。だから、本当に心からの謝罪です。
人は、自分を綺麗に見せ、悪い部分を隠したい。
俺は君に何度か言ったことがある。「俺はあいつに、君が思ってる以上に厳しいよ。」と。
しかし、病気のことで救おうとする姿や現実だけを見ると、そんな厳しさは一切見えず、君には辛かったと思う。
今まさに、俺は君と自分自身に、俺がいった「厳しいこと」をしている。
何故ならば、俺は君に対して自分を綺麗に見せたくもないし、悪い部分を隠したくもない。
だから、間違ってこれを読んで欲しくはない。君に対して嫌いな部分よりも先に自分が認める過ちがあるということを。
社内の話を聞き、「人」以上に大切なものを守り続けることに憤りを感じた。
そうなった状況だけではなく、それは自分のせいではないと貫き、謝罪を出来ない全てに。
その憤りに対して行きついた先に、自分の過去に重なる部分を知った。
それが「ハラスメント的な行動」と同じであることを知った。
それは全て、君に対してです。
「手紙を送る」ことがハラスメント的行動の延長線上に入るのではないかと、何度も思った。
そこに関して、「手紙を送る」ということに対する自分の気持ちや行動が、本当にどこから来ているのかを何度となく自問自答した。
だから、その「手紙を送る」ということが、自分のなかではっきりと「ハラスメント的行為ではない」と理解したうえでの行動だということだけは分かってほしい。
ただ素直に、自分の今ある気持ちを伝え、それは最後のものとして送った。
手紙は、自分がすべき、その他の行動の約束とともに記した気持ちであることだけは少し分かってほしいです。
俺は、君に手紙で自分の気持ちを伝えた。
その手紙は、本当に本当に心底にあるものを曝け出した自分だったのかと何度も何度も考えた。
もし君とのもう一度があったとしても、どこかそれは、関係が表面的ではないかと思い、拭えなかった。
俺は君と真っすぐにいたい。君には真っすぐにいなければならない。
君とのそれを一生で考えるならば、必ず逃げずに真っすぐでいる。
俺は今、全てを曝け出して心底からの思っていることを書いている。
きっと君にとっても、読むのも辛い文章。
でも俺は、自分のことも含めて、これが君に対する本当に大切な人へのメッセージだと言いきれる。
君に対して嫌いな部分も、自分がこの数カ月間の最後の最後まで思ったことも言った。
本当は、まだまだ沢山話したいことや伝えたいことがあるのも事実。
それでも、自分を美化せずに、一切の偽りなく全てを言った。
君が俺を嫌ったら、という一切のことを考えずに言った。
万が一、君がこれを疑心暗鬼に読んだとしても、それは構わない。
三年間で遠回りをしたかもしれないけれど、君との全てがここにある。
今、自分の思うことに心から一切の偽りや隠しごとがないと言える。
もしも手紙だけで、君と会うことがあったとすれば、君の溜め息や泣く姿、俺の謝罪から始まったと思う。勿論、会うかどうかなんて俺は知らないし、その可能性はほぼ無いと思っているのが本心。
そんなことを考えて、会いたいから書いているわけでも一切ない。
俺は、何故一枚の大切な君の写真を持ち続けていたかを、今知った。
きっと、これらのことが言えるようになる唯一の相手なんだと、直感的に思っていたからだ。
いつかは分からなかった。そして、それがどんな良い部分やいい部分を知るのかも、その時は分からなかった。
俺はずっと、俺が写真を持ち続けた理由は、仕事に向き合う姿だと思ってた。
ただ、そうではなくて、俺が持ち続けた大切な写真の理由を今知った。
君にこうやって全てを伝えたということが、今の君に心からの「愛している」を言える。
そして少なくとも今、残り僅かの日を過ごしていく俺は、その気持ちとともに「一生大切にする」気持ちしかない。
これまでに君と多くを過ごしたけれど、これまでには無かったこと。
それは、もし君といたら、自分を律する関係に素直になれる相手なんだと。
だからこそ、君にだけ向けた企画を沢山してあげたいとも素直に思える今がある。
昨夜、一つのメールをもらってね、これを書いた今、そう思ってるや。
だから、ここに記した全てが君に嫌な想いをさせたとしても、最後に書きました。
「会えなかったら、自分が気づいたことの謝罪なんてしなくていい」と思えなかった。
ただ、それだけです。
上書き保存して人と付き合うのも、自分の通過点に君をおくこともできなかった。
手紙は、自分の送るべき一番の相手である君に送った。
ただ、それだけです。
結果的に、上書き保存をして付き合い、君は俺の通過点になったとしても、
自分で必死になってやってきたから、今の俺に後悔はない。
2011年の冬に君と別れてから、必死で必死でもがいてきて、最後にここに記せたから。
そして、君と出会ってから三年間、熟成させた大切な気持ちです。
「会えなかったら、自分が気づいたことの謝罪なんてしなくていい」と思えなかった。
君に対して思う、俺の、自分を律するというすべてです。
片山さん
ありがとうございます!
まだお会いしてから1年経っていないとは、ほんま不思議な感じですね。
奈良と東京、距離は離れていても、私はいつも片山さんの顔を思い浮かべて、ビジネスプランニングしてます。
片山さんに見られても恥ずかしくない仕事を。
その気持ちが、私を律してくれてます。
「年内にいっしょに、オモロイことをしでかす」。
この約束を胸に、今年は仕事のグレードアップを、意識的かつ具体的に行っております。(←また話しましょうね)
ちなみに、ここ数日は、原稿マシーンと化しており、頭がヘロヘロ。
今から、ハコシタに晩ご飯でも食べてこようかと。
乱文ご容赦を。
メール嬉しかったです。
また、必ず、飲みまひょ☆
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