2012年3月4日日曜日

辿りつくのは人



会社をはじめて数カ月、最近になって気付いたことがある。
「ディズニーランドのように、素晴らしい会社を目指す権利を自分は得ている」
誰に何と言われようが、そういうことを目指してやっていくことをできる権利は得ている。
そして、スタートは切ったものの、まだスタート地点に限りなく近い今こそが大切であると改めて思った。
ここでのリードを間違えば、そこから進めていく過程でいかなるマネジメントを行っても
目指すゴールが間違っていれば辿りつかない。


素晴らしいと言われる会社の共通点。


会社としての理念や目標がはっきりしていること。
それが単に掲げられたものでなく、会社全体でその理念を社員に浸透させ、全ての判断のもとになること。
相手のことを傾聴しコミュニケーションをとること。
提供するモノやサービスよりも先に「人」が最も大切であり、それは顧客だけでなく社員も含められること。
全ての行動が主体的であること。


これら全てのことが、会社という組織の全ての個人が理解、共有されて行動している。
辿りつくのは「人」であり、それが全ての財をなす。
人を越える財はない。


これまでずっと、素晴らしいと言われる会社の何が素晴らしいかという時、
「マーケティング」という言葉で片付けている自分がいた。
そして自分なりにマーケティングを少しずつ勉強していた。

大きな間違いだった。


本当に素晴らしいモノやサービスを提供している会社は、人による心を動かす感動を提供していて、
だからこそ、その会社の商品やサービスのValueを人々は買う。
素晴らしい会社の最も素晴らしいのは、会社のパーソナルブランディングを育成していくことが根幹にあり、それがモノやサービスとなって表現されて世に出ている。
その、ブランドビルディングが素晴らしい。
ブランドというと商品ブランドを思い浮かべるが、それを紐解いていくとパーソナルブランディングに・・・、そして「人」に回帰する。






とあるラジオのコメントが耳から離れない。

後から振り返ると、分岐点は受験や進学や就職ではなく、その間に会った人や出来事とかが凄いデッカイ分岐点となって、今そっちの方向に歩いていたりする・・・。




先日、自分にとって大切な人と少し久しぶりに会った。
嬉しくもあり、どこか凄く残念なところを覚える違和感もあった。
そして様々なことを改めて考えるようになり頭から離れない。


本当に大切なコトを自問自答する。


もう一度、会って自分の考えている大切なコトを話してみたいと思う。
出来る限り傾聴して、出来る限り理解をしようとして、
そして、その上で話しをしたいと思う。


会社の大切なコトを考え、会社として何をしなければならないか、それを分解していくと自分がどうあるべきかを考えることに辿りついた。
すると、その根本的な、自分がしなければならない大切なコトが自己回帰してきた。
「相互理解のコミュニケーション」



その人が自分にとって、大切な人であることを改めて思う。



自分の行動が正しいかは分からない。
但し、考えたうえで、主体性のある行動で後悔するはずはない。


だから、もう一度会おう。



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