2012年3月4日日曜日

ピラミッド


会社のトップになるということは、ピラミッドの頂点に立つことで、
そこを目指さなければそこには辿りつけないということに、深く考えずに頷いていた。
勝手ながらに、マズローの欲求を表したピラミッドだけを思いおこしていた感もある。


先日、ある方の言葉を読み、自分の中でのパラダイム転換を感じた。


経営形態を図に表すとそれは逆三角形であるということ。
よく考えれば当然のこと。
多くのお客さんがいて、その下に会社で働く、最もお客さんとの接点の近い従業員がいる。
それをマネジメントする人間がいて、その一番下で経営者が支える。
会社の理念や目的という支点がある。

会社はトップダウンではなく、多くの従業員が一番お客さんと近く、
その意見を現場からトップに落としていく主体的行動の伴う会社が強い。

マネジメントする人間はその逆三角形を支える者なので支点に近くなる。
より大きなものを支え、判断をしなければならない。
その支点に理念がある。
そう考えると経営者は支点とイコール、ないしは支点のすぐ上にいる。





パラダイム転換を感じる時というのは、妙に嬉しくなる。


0 件のコメント:

コメントを投稿