2012年3月16日金曜日

電車に揺られて


時折、まだまだ寒くなる夜があったりもするけれど、温かくなってきた。

今日は随分と電車に揺られる。
だから、ちょっと書いてみた。

4月に入るとしばらくの間、新入社員なんだと明らかに分かる人を散見し、電車に乗るだけでも少し新鮮な気持ちになることがある。
年に2回、正月と4月の始まりは、気持ちのスイッチが新しくなる。




昨夜、NHKの番組で、仕事をくれたお客さんに手紙を書く女性がいた。
字の体裁が綺麗というのもあるが、それでも気持ちは伝わるだろうと感じた。


突然、今あるお客さんに手紙を書くのも変だし照れくささもある。
それでも、気持ちを込めて綴った手紙を、何かをきっかけに数通送ってみようと思う。




寝る前に、たまたま見つけた青山フラワーマーケットのネット記事を読んだ。
個人的に花を購入することはほとんどなく、店舗の前を通ることはあるけれど、
店内に入ったことはほとんどない。
おしゃれ感があって、いかにも東京という感じの花屋だとしか思っていなかった。



“Living With Flowers Everyday”というのが井上社長が掲げた理念。
そこに、クリエイティビティな仕事をするという考えをあわせ、
通常の花屋とは違った戦略をとった。
「個人需要で且つ荷非常生活で需要があるようなお花」にターゲットを絞りこんでの店舗展開。
冠婚葬祭の需要ではなく、日常生活。
そこで、仕入れも通常は開花前の花を仕入れて販売するのだが、同社では開花してそこまで日持ちしないものを安く仕入れて安く販売する。
廃棄率を考慮して利益を取るのでなく、回転率を高めた。
それは理念に基づく。
そして、頻繁に変える花のある生活のクリエイティブし、消費者に提供している。
また、井上社長の現場主義にも共感した。
先日ブログに書いたことと全く同様に、逆ピラミッドであることを述べていた。
お客が一番上で一番大きく、社長が支点となっている。
そしてバイトが7割にもかかわらず、クリエイティブを考える主体性ある現場をもっている。
どことなく、ディズニーと重ねて読む自分がいた。



おしゃれに見せて、高いんだろうと本質を見ずして通過していた店舗。



一度、ちゃんと立ち寄って、購入してみようと思う。

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